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サイクリング中のエネルギー切れ、コンビニでどう乗り切る?
ロングライドの楽しみの一つでもある、道中の「補給食」。しかし、疲労がピークに達したとき、コンビニの豊富な品揃えを前に「一体何を選べばいいんだ…」と頭を悩ませた経験はありませんか?美味しさはもちろん、後半のパフォーマンスを維持するためには、栄養面での賢い選択が不可欠です。
今回は、サイクリストがコンビニで選びがちな補給食を、管理栄養士の視点から徹底分析。次のライドからすぐに役立つ、最強の組み合わせを探っていきましょう。
サイクリスト3名がガチで選んだ!リアルなコンビニ補給食
「100kmライドの途中で疲労困憊」というシチュエーションで、FRAME編集部のメンバー3名が思い思いの補給食をセレクトしました。三者三様の選択には、それぞれのこだわりが光ります。
【バランス派の選択】プロテインバー、みたらし団子、炭酸水
甘いものでエネルギーを、しょっぱいもので気分転換を、というバランスを重視した組み合わせ。筋肉の修復を意識したプロテインバーと、手軽に糖質を摂れるみたらし団子がポイントです。
【満足度重視派の選択】焼きそばパン、どら焼き、コーラ
「とにかく、がっつり食べて元気を出したい!」という気持ちが伝わるセレクト。惣菜パンで空腹を満たし、甘い和菓子とコーラで糖分をチャージする作戦です。
【王道・堅実派の選択】鮭おにぎり、ミニようかん、オレンジジュース
サイクリストの定番ともいえる、おにぎりとようかんを中心に据えた組み合わせ。さらに疲労回復を狙ってオレンジジュースを加えた、栄養バランスへの配慮が伺えます。
管理栄養士がジャッジ!最強の組み合わせはこれだ!
個性豊かな3つの選択を、管理栄養士のemiさんが栄養学的な観点から辛口採点。果たして、最も評価が高かったのは誰の組み合わせだったのでしょうか?
・バランス派(70点):糖質とタンパク質の組み合わせは高評価。しかし、炭酸水はガスでお腹が張ってしまう可能性があるため、ライド中の水分補給としては水やお茶が無難かもしれません。
・満足度重視派(60点):焼きそばパンはエネルギー源になりますが、脂質が多いため消化に時間がかかってしまいます。長めの休憩が取れる時や、運動強度が低いライドには向いていますが、即効性を求める場面では注意が必要です。
・王道・堅実派(90点):見事、最高得点を獲得!おにぎりの糖質と鮭のタンパク質、ようかんの即効性の高い糖質、そしてオレンジジュースに含まれるクエン酸による疲労回復効果まで考慮された、まさに理想的な組み合わせです。
まとめ:賢い補給食選びで、ライドをもっと快適に!
今回の検証から、コンビニで補給食を選ぶ際は「糖質」を基本に、「タンパク質」や「クエン酸」をバランス良く取り入れることが重要だと分かりました。特に、鮭おにぎり、ようかん、オレンジジュースという組み合わせは、エネルギー補給と疲労回復を両立できる最強の布陣と言えるでしょう。
もちろん、その日の気分や体調に合わせて好きなものを選ぶのもサイクリングの醍醐味です。今回の結果を参考に、あなただけの最高の補給食セットを見つけて、次のライドをもっと楽しんでみてはいかがでしょうか。
編集部メンバーが実際に商品を選ぶ様子や、管理栄養士による詳しい解説は、ぜひ動画でご覧ください。
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