アルミロードでロードレース出場!全員予想外の結果に…!?#コスパ #自転車 #レース

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「アルミロードはレースで勝てない?」その常識、もう古いかもしれません

ロードバイク選びにおいて、フレーム素材は性能を左右する重要な要素です。現在、プロレースの世界ではカーボンフレームが主流となっており、「レースで上位を目指すならカーボン一択」という風潮があるのも事実。しかし、その一方で技術は日々進化しています。「最新のアルミロードバイクは、一体どれほどのポテンシャルを秘めているのか?」そんな疑問を抱いたことはありませんか?

今回は、そんなアルミロードの実力を検証すべく、コストパフォーマンスに優れた最新アルミロードで実業団のロードレースに挑戦した模様をお届けします。機材選びの常識を覆す、驚きの結果が待っていました。

挑戦の相棒は「SPECIALIZED ALLEZ SPRINT COMP」

今回の挑戦で使用されたのは、SPECIALIZED(スペシャライズド)が誇る高性能アルミロード「ALLEZ SPRINT COMP(アレースプリント コンプ)」です。アルミフレームと聞くと、エントリーモデルのイメージが強いかもしれませんが、このバイクは一味違います。

溶接痕が目立たない美しい仕上げや、空力性能を追求したフレーム形状は、一見するとカーボンバイクと見紛うほど。コンポーネントには信頼性の高いシマノの電動12速「105 Di2」を搭載しており、まさに「即レース仕様」と言えるパッケージです。今回はさらにホイールをカーボン製の「ROVAL RAPIDE CL II」にアップグレードし、万全の体制でレースに臨みます。

舞台は加減速が勝負を分ける「幕張クリテリウム」

レースの舞台は、平坦基調でコーナーが連続する周回コース「幕張クリテリウム」。このようなコースでは、コーナーからの立ち上がりで鋭い加速が何度も要求されるため、バイクの反応性(剛性)が非常に重要になります。

一般的に、アルミフレームはカーボンに比べて硬質な乗り味が特徴とされており、その剛性の高さがパワーをダイレクトに推進力へ変えてくれます。まさに、ALLEZ SPRINTの真価が問われる絶好のステージと言えるでしょう。

予想外のレース展開!カーボンバイク勢に食らいつく走り

レースがスタートすると、ALLEZ SPRINTを駆るライダーは集団の前方という絶好のポジションをキープ。周囲をハイエンドなカーボンバイクに囲まれる中でも、全く引けを取らない走りを見せます。

レース中盤、集団のペースが上がりアタックがかかる場面でも、鋭い反応でしっかりと対応。ライダー本人からも「全く問題ない。むしろこのバイク、すごく良い!」と驚きの声が上がるほど、その性能は確かなものでした。アルミ特有のダイレクトな加速感は、クリテリウムのようなレース展開に完璧にマッチしていたようです。

結果は4位!見えたアルミロードの大きな可能性

そして迎えた最終局面。ゴール前のスプリント勝負に加わり、見事4位でフィニッシュ。惜しくも表彰台は逃したものの、カーボンバイクが大多数を占める実業団レースで、アルミロードが十分に通用することを証明する結果となりました。

レース後、ライダーは「バイクの性能は十分すぎました。負けたのは完全に自分の脚。バイクのせいにはできません」と、悔しさを滲ませながらもバイクの性能を絶賛。この結果は、ロードバイクの性能はフレーム素材だけで決まるのではなく、最新の設計思想やパーツ構成、そして何よりも乗り手の実力が重要であることを改めて教えてくれます。

これからレースを始めたい方、あるいはトレーニングや普段使い用のセカンドバイクを探している方にとって、高性能なアルミロードは非常に魅力的な選択肢ではないでしょうか。手に届きやすい価格でありながら、トップレベルのレースでも戦えるポテンシャルを秘めた最新のアルミロード。あなたのバイク選びの価値観を、大きく変える一台になるかもしれません。

レースの臨場感あふれる走りや、バイクの詳しいインプレッションは、ぜひ映像でご覧ください。
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WRITTEN BYFRAME編集部

FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://d32v8g8s7t6j6r.cloudfront.net/mg/wp/

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