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自転車技師が教える!ロードバイク洗車時のNG行動

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あなたの洗車、大丈夫?愛車を傷めるNG行動とは

サイクリングから帰ってきた愛車のロードバイク。泥やホコリを洗い流してピカピカにする時間は、まさに至福のひとときですよね。しかし、良かれと思ってやっているその洗車方法が、実はバイクの寿命を縮めているとしたら…?今回は、プロの自転車技師が警鐘を鳴らす、ロードバイク洗車における「やってはいけないNG行動」を徹底解説します。正しい知識で、愛車を最高のコンディションに保ちましょう!

NG行動1:高圧洗浄機の乱用

ガンコな汚れを一気に吹き飛ばせる高圧洗浄機は、一見すると非常に便利です。しかし、その強力な水圧がロードバイクにとっては諸刃の剣。特に、ハブやBB(ボトムブラケット)、ヘッドパーツといったベアリング部分に直接噴射するのは絶対に避けるべきです。内部の重要なグリスが水圧で洗い流されてしまい、パーツの摩耗や錆を招き、最悪の場合は交換が必要になってしまいます。洗車では、ホースのシャワーモードなど、優しい水圧で全体の汚れを流すのが基本です。

NG行動2:強力すぎるディグリーザーの誤用

チェーンやスプロケットの油汚れを落とすディグリーザーは、洗浄力の高い頼れるアイテムです。しかし、その強力さゆえに、使用箇所には細心の注意が必要です。ディグリーザーがフレームの塗装面に付着すると、クリア層を傷めたり、変色の原因になったりします。また、ゴムや樹脂パーツにかかると、素材を劣化させてしまう可能性も。ディグリーザーは駆動系の洗浄に限定して使用し、フレームなど他の部分には、自転車専用のカーシャンプーや中性洗剤を使いましょう。

NG行動3:洗って終わり!拭き上げと注油を怠る

洗浄が終わって綺麗になったからと、そのまま自然乾燥させていませんか?これも重大なNG行動です。水分が残ったままだと、ボルト類やチェーンが錆びる原因になります。特に見落としがちなのが、ワイヤーの受けやボトルケージ台座の隙間など。洗車後は、吸水性の高いマイクロファイバークロスなどで、細部まで丁寧に水分を拭き取ってください。
そして、忘れてはならないのが「注油」です。洗浄によって油分が失われたチェーンは、そのままにしておくとすぐに錆びてしまい、性能低下や異音の原因となります。必ず、チェーンが完全に乾いたことを確認してから、専用のチェーンルブを注油しましょう。この一手間が、快適なライディングとパーツの寿命を大きく左右します。

まとめ:正しいケアで愛車と長く付き合おう

今回は、ロードバイク洗車でやりがちなNG行動を3つご紹介しました。
1. ベアリングへの高圧洗浄機の使用
2. 塗装面への強力なディグリーザーの使用
3. 洗浄後の拭き上げと注油を怠る

これらのポイントを押さえるだけで、あなたの愛車は見違えるほど良いコンディションを保つことができます。日々のメンテナンスは、安全で楽しいサイクルライフの基本です。プロの技を映像でより詳しく確認したい方は、ぜひこちらの動画も参考にしてみてくださいね。
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