【レース優勝ロードバイクに新型が登場】KhodaaBloomのホダカがすごい!業界最先端の展示会潜入レポート
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日本の自転車ブランドが熱い!勝利のDNAを受け継ぐ新型ロードバイクが登場
「次の愛車は、どのブランドにしようか…」ロードバイク選びは、サイクリストにとって至福の時間であると同時に、悩ましい時間でもありますよね。海外の有名ブランドに目が行きがちですが、今、日本の自転車ブランドが大きな進化を遂げていることをご存知でしょうか?
特に、国内トップレースであるJプロツアーで年間総合優勝を飾るなど、目覚ましい活躍を見せるKhodaaBloom(コーダーブルーム)や、優れたコストパフォーマンスでファンを拡大しているNESTO(ネスト)。これらの人気ブランドを擁するホダカ株式会社が、業界の最先端をいく注目モデルを発表しました。今回は、その熱気あふれる展示会から、サイクリストなら誰もが見逃せない最新情報をお届けします!
勝利のために磨かれた空力性能。KhodaaBloom「STRAUSS PRO RACE 2」
まず注目すべきは、KhodaaBloomのフラッグシップモデルであり、数々のレースで勝利を収めてきた「STRAUSS(ストラウス)」シリーズの最新作、「STRAUSS PRO RACE 2」です。
前作の成功に安住することなく、さらなる速さを追求してフルモデルチェンジ。最も大きな変更点は、徹底的に見直されたフレーム形状です。トップチューブからダウンチューブ、そしてシートチューブに至るまで、エアロダイナミクスを意識した流麗なデザインへと進化しました。特に、シートステーが下方にオフセットされたドロップドシートステーは、現代のレーシングバイクのトレンドをしっかり取り入れ、空力性能と快適性の向上に貢献しています。
もちろん、ケーブル類は完全にフレーム内蔵となり、見た目の美しさと空気抵抗の削減を両立。前作よりもさらに軽量に仕上がっているという点も、ヒルクライムや鋭い加速で大きな武器となるでしょう。まさに「勝つためのバイク」として、一切の妥協なく作り込まれた一台です。
国産カーボンの実力。P&P COMPONENTSの新型ホイール
フレームだけでなく、足回りの進化も見逃せません。ホダカが展開するパーツブランド「P&P COMPONENTS」から、待望の新型カーボンホイールが登場しました。
リムハイト55mmのこのホイール、特筆すべきは素材へのこだわりです。なんと、信頼性の高い東レ製の国産カーボンプリプレグ(T800、T1100)を使用。これにより、高い剛性と優れた空力性能を両立させています。リムの内幅も23mmとワイドリム化のトレンドに対応しており、太めのタイヤを装着した際の走行安定性と乗り心地を高めます。
さらに、ハブには信頼と実績のDT Swiss製を採用。回転性能、メンテナンス性ともにトップクラスです。これだけのスペックを備えながら、価格は前後セットで286,000円(税込)と、非常に戦略的。愛車のアップグレードを考えている方にとって、強力な選択肢となりそうです。
初めての一台から長く付き合える、NESTO「ALTERNA」
レーシングモデルだけでなく、幅広いサイクリストに向けたバイクも進化しています。NESTOの定番アルミロードバイク「ALTERNA(オルタナ)」は、シマノの新型コンポーネント「105(機械式12速)」をいち早く搭載しました。
スムーズで確実な変速性能はもちろんのこと、ケーブル類がハンドル周りからフレームへと内装されたことで、上位モデルさながらのクリーンなルックスを実現。これからロードバイクを始める初心者から、日々のトレーニングやロングライドを楽しむ中級者まで、あらゆるニーズに応えてくれる万能な一台です。
E-BIKEの常識が変わる?デザインに革命を起こす超小型モーター
最後に、E-BIKE(電動アシスト自転車)の未来を大きく変えるかもしれない、革新的なユニットをご紹介します。世界的なモーターメーカーであるBafang(バーファン)が開発した、ボトムブラケット(BB)に内蔵可能な超小型モーターです。
これまでのE-BIKEは、ダウンチューブに大きなバッテリーを搭載したり、モーターが目立ったりと、デザインに制約がありました。しかし、このユニットを使えば、まるで普通のスポーツバイクと見分けがつかないほどスマートなE-BIKEを設計することが可能になります。アシストも非常に自然でスムーズ。デザイン性と走行性能を両立した、次世代E-BIKEの登場が現実味を帯びてきました。
まとめ:日本の技術力から目が離せない!
いかがでしたでしょうか。レースの最前線で戦うフラッグシップモデルから、サイクリングの可能性を広げる革新的な技術まで、ホダカの製品開発にかける情熱と技術力の高さを感じていただけたかと思います。日本のブランドが、世界のサイクリングシーンをリードする日は、そう遠くないかもしれません。
今回ご紹介した各モデルの美しいディテールや、開発の裏側にある熱意は、ぜひ映像でもご覧ください。その魅力がさらに深く伝わるはずです。
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WRITTEN BYFRAME編集部
FRAME編集部はロードバイク、MTB、ミニベロ、トライアスリートなど、全員が自転車乗りのメンバーで構成されています。メンテナンスなど役立つ情報から、サイクリングのおすすめのスポット情報、ロードレースの観戦まで、自転車をもっと楽しくするライフスタイル情報をお届けします。 https://d32v8g8s7t6j6r.cloudfront.net/mg/wp/


