【ずっとビビってた】SHIMANOのSPDシューズでビンディング初挑戦！【ライドも歩きもOK】【シマノ】【SPD】【ビンディング】

動画はこちら

クロスバイクやロードバイクに乗り慣れてくると、ふと耳にする「ビンディングペダル」という言葉。「ペダルとシューズを固定すると、もっと楽に速く走れるらしい」と聞きつつも、「うまく外せなくて転んでしまいそう（立ちゴケ）」「専用シューズは歩きにくそう」といった不安から、なかなか一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

しかし、その「食わず嫌い」、実はとてももったいないかもしれません。最新のビンディングシューズの中には、そうした初心者の不安を解消し、サイクリングの楽しさを格段にアップさせてくれるモデルが登場しています。今回は、ライドも街歩きも快適にこなす、シマノのSPDシューズの魅力に迫ります。

歩きやすさと効率を両立！「SPD」という選択肢

ビンディングの最大のメリットは、ペダルと足が一体化することによるペダリング効率の向上です。ペダルを踏み込む力だけでなく、引き上げる力（引き足）も使えるようになるため、特に坂道などでその効果を大きく実感できます。しかし、ひとくちにビンディングと言っても、いくつかの種類があります。

ロードバイクでよく使われるのは「SPD-SL」というタイプで、大きなクリート（シューズの裏に取り付ける金具）でペダルとシューズをがっちり固定し、パワー伝達効率を最大限に高めます。その反面、クリートが大きく出っ張っているため、歩行にはあまり向いていません。

一方、今回注目するのが「SPD」というシステムです。もともとはマウンテンバイク用に開発されたもので、クリートが小さく、シューズのソール（靴底）に埋め込むように取り付けられるのが特徴。これにより、まるでスニーカーのように自然に歩くことができるのです。シマノの「EX5」のようなモデルは、見た目もカジュアルで、サイクリングウェアだけでなく普段着にも合わせやすいデザインが魅力です。

意外と簡単？ビンディングデビューの３ステップ

「理屈はわかったけど、やっぱり着脱が怖い…」という方のために、初めてビンディングに挑戦する際のポイントをご紹介します。実は、正しい手順を踏めば、誰でもすぐに慣れることができるのです。

ステップ1：クリートの固定力を最弱に設定する
多くのビンディングペダルは、クリートを固定するバネの強さを調整できます。最初は一番弱い設定にしておきましょう。これにより、わずかな力でシューズを外せるようになります。

ステップ2：壁や手すりを使って練習
いきなり走り出すのではなく、まずは壁などに手をついて安定した状態で、ペダルにシューズをはめたり（キャッチ）、外したり（リリース）する練習を繰り返します。外す動作は、かかとを外側にひねるだけ。この感覚を体に覚え込ませることが重要です。

ステップ3：安全な場所で実走練習
慣れてきたら、車や人のいない公園などで、ゆっくりと走りながら着脱の練習をします。「止まる前には、必ずどちらかの足を外しておく」ということを意識すれば、立ちゴケのリスクはぐっと減らせます。

坂道が楽に！街歩きも！広がるサイクリングの可能性

SPDシューズを履いて走り出すと、その世界の違いに驚くはずです。ペダルと足が常に同じ位置にあるため、ペダリングが安定し、力がダイレクトに伝わる感覚は爽快です。特に坂道では、これまで「踏む」ことしかできなかったペダルを「引き上げる」ことができるようになり、驚くほど楽に登れるようになります。

そして、SPDの真骨頂はライドの途中にあります。景色の良い場所で自転車を降りて散策したり、お目当てのカフェに立ち寄ったり。そんなときも、スニーカー感覚で歩き回れるので、行動範囲がぐっと広がります。「走る」と「歩く」をシームレスにつなぐことができるSPDシューズは、サイクリングを単なる移動手段から、もっと自由なアクティビティへと進化させてくれるアイテムなのです。

まとめ：不安を乗り越え、新しい世界へ

ビンディングペダルへの挑戦は、サイクリングライフにおける大きな一歩です。特に、歩きやすさを兼ね備えたシマノのSPDシューズは、立ちゴケへの不安を和らげ、ライドの楽しさを何倍にも広げてくれる最高の相棒となるでしょう。「もっと遠くへ行ってみたい」「坂道を克服したい」「サイクリング先での散策も楽しみたい」そんなあなたの願いを、きっと叶えてくれます。

実際の装着方法や、初めてビンディングを体験した方のリアルな感想は、こちらの映像で詳しくご覧いただけます。ぜひ、新しいサイクリングの世界への扉を開いてみてください。

▼動画はこちら