「宮古そば食べ尽くしライド!」

「宮古そば食べ尽くしライド!」

今回は蕎麦と言っても宮古島さー! はいさい!

みなさま夏休みはいかがお蕎麦し? え?そんなもん無い? そうですか…そんな方々にはそーりーbutめんそーれですが筆者は宮古島に行ってきたさー。 ゆいまーる! 何しに? 「ロング宮古そば食いつくしライド~L(M)SD~」 さー!
初日にサングラスが真っぷたつに割れた筆者、なんの試練か…
初日にサングラスが真っぷたつに割れた筆者、なんの試練か…
さてさて宮古島は一周90km弱。 3つの小島が橋でつながっており、それを加えると一周130kmくらい。 他の八重山諸島と同じく平坦基調で高い山はない。 4月の「宮古島トライアスロン」、7月の「ツールド宮古島」のおかげかロード乗りが多い。 (はずが今回は4日間で6人しかすれ違わなかったが…)

すべてのカロリーを宮古島そばでまかなう自主的グルメフォンドスタート

さてさて宮古そばとは。 豚骨とかつおのシンプルなスープ。 小麦とかんすいから作った太めの麺を縮れさせずに茹で、油をふって熟成させた麺。 骨まで柔らかく煮込まれた豚肉。 あとはかまぼことねぎくらいが載った、沖縄そばの一種。 どこで食べても同じかと思いきや、これが全然違うから面白い。 その辺の奥深さは日本そばとなんら変わんないし、 店主の趣向がものすごく出るとこも一緒。 そんな宮古島そばライドは一周130kmを1日で回ると仮定、途中の補給をすべて宮古そばでまかなうという理想のルートで考えてみた。 あ、ちなみに筆者は1日10杯くらいなら多分たべれるのでなんら参考にすべきではありません。 島の中心部にある宮古空港を出発地点に設定し、レッツはいさい!あっり乾杯!

空港近くの「古謝そば」

空港から北へと向かうとほどなくして「古謝そば」だ。
「伝統を守る」宣言
「伝統を守る」宣言
ここは筆者の中で宮古そばの「基準」である。 いつ来ても混んでいる人気店だが元々は製麺所であり、地元のスーパーで普通に売っているし、給食にも出るらしい。 とはいえ非常に美味しく、さらにジューシーがめちゃうまなのでついついセットを頼みがちだが、セットのそばは(小)サイズなのでそれぞれを単品で頼むべき。
と、いうことに今回気づいた
と、いうことに今回気づいた
店内もキレイだしスタッフも若いおねえさんばかりでほっこりします。
カレーそばもあるよ!
カレーそばもあるよ!
古謝そば屋

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隣の伊良部島、なまり節どーんの「そばかめ」

古謝そばの余韻をかみしめながらペダルを踏みしめよう。 余談だが筆者は最近speedplayに変え、とってもいい感じである。 もっと早く変えておけばよかった。欠点はプラスドライバーを持ち歩かないといけないのと クリートの調整がスーパーめんどくさいのと、耐久性が低い(らしい)ことである。 それをさしおいても両面キャッチはとっても楽だし、そのまま歩けるのもいい。 日頃信号のたびに左足を外している街乗りが多い方にはメリットが多いクリートではなかろうか。 なんてことを信号が少ない宮古島で思いつつ、伊良部島へと向かおう。
「気持ちいい!超気持ちいい!」
「気持ちいい!超気持ちいい!」
伊良部大橋はなかなかの勾配。5%くらいあるんか? かつ横風がすんごいのでリムハイトがお高いホイールはお気をつけください。 伊良部大橋が開通した2015年以来、伊良部島は注目のスポットらしい。 海岸沿いのオーシャンビューゾーンは、現在ホテルやらカフェやら別荘やらの建築ラッシュだ。 土地の値段も20倍に跳ね上がったという(!) さてそんな伊良部島の伊良部そばの特徴は「なまり節」がどーんと載っていることである。 なまり節とはご存知かつお節づくり工程の初期段階である、「かつおを茹でたもの」だ。 そこから焙煎、乾燥を経てかつを節(荒節)に。さらにカビ付けを経て枯節に。 さらにカビ付けと天日干しを何度も繰り返して本枯節へと昇華するのだが、いかんせんなまり節はただの茹でがつおだ。語弊を恐れず言わせていただくと「生臭いあったかい分厚いシーチキン」でしかない。 伊良部そばが未だにスターダムになり得ないのはその辺だと思う。万人受けはしないのだ。 そんな伊良部そばの風雲児が2014年から営業をはじめたというこちらの「そばかめ」だ。
ブーゲンビリアがお似合いなわが愛車ラピ太
ブーゲンビリアがお似合いなわが愛車ラピ太
なんということでしょう!
伊良部そば(大)
伊良部そば(大)
筆者の愛するラーメン屋、東京都江東区門前仲町「こうかいぼう」に通じる上品さ。 透き通るスープは豚骨とは思えない繊細な表情の裏に、しっかりとした意思を持った学級委員のメガネ女子。 お肌つるつる。
珍しいつるつる麺
珍しいつるつる麺
そんなメガネ女子に密かに想いを寄せる飼育係のなまり君。
気高い…
気高い…
そんな二人がはじめて手をつないだ瞬間、~林間学校のオクラホマミキサーのあの刹那~が脳内再生されるバーチャルテイスティ。恐れ入りました。正直ビビりました。そばかめ!すげーっ!はいさい!
店内はこんな感じ
店内はこんな感じ
かめ

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※トラディショナルな伊良部そばをご所望なら、となりの下地島の「サシバ」へどうぞ。  こちらはすこしワイルドが過ぎます。
夜は居酒屋
夜は居酒屋
ロンリーワイルド
ロンリーワイルド

再び宮古島へ戻り大人気「丸吉食堂」へ

さてさて再び戻ってきた宮古島本島。 進路は南へ。ひたすらペダルを踏み、来間島へは行かずに左へ。 島南部は一番起伏が激しい。尾根幹が30kmくらい続く感じだ。
こんな感じの下ルのあとは
こんな感じの下ルのあとは
こんな感じでひたすら上ルの繰り返し
こんな感じでひたすら上ルの繰り返し
そんな南部のリゾート地「シギラ」あたりを左に曲がれば、大人気の丸吉食堂だ。
有名店
有名店
こちらの特徴はなんといっても「にんにく」。ふと冷静になると二郎のマシくらい入っているのでは? ってくらいにんにくが効いている。「そばかめ」がオクラホマミキサーなら、丸吉は「マイムマイム」だ。 「マイムマイムマイム♪」と叫びながら中央に寄っていくときに、好きな子にわざと砂をかけてしまうあのウラハラ中坊野球部マインドくらい、ガツンとくるけどどこか可愛らしく、切なく、はがゆく、愛おしい。
ソーキそば!
ソーキそば!
お会計後にくれる黒糖アイスと相まって、涙が出そうだよ。
この日は13時半でもうおしまい…
この日は13時半でもうおしまい…
丸吉食堂

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ゴルフ場リゾートのクラブハウスにある「味噌そば」 さぁ腹はだいぶきついだろう。 ここからはまだまだアップダウンが続く。ひたすら東を目指し、東端の東平安名崎を経て北へ向かおう。
なぜかトイレが3つもあるよ!
なぜかトイレが3つもあるよ!
人気のビーチである吉野海岸、新城海岸の間に綺麗なゴルフリゾート「オーシャンリンクス」がある。
芝生がキレイ
芝生がキレイ
ゴルフをやらない筆者には普段全く縁のないゴルフ場のクラブハウスに「味噌そば」があるのだ。
オーシャンビュー!お風呂もあるよ
オーシャンビュー!お風呂もあるよ
これが思った以上に北海道っぽい。
味噌そば
味噌そば
豚骨ベースに味噌に太麺だからまぁ必然だが、三枚肉のさっぱり具合や胡麻とあいまって、「実家のらーめん」っぽさが半端ない。加えて早めにコーレグースを投入すると、札幌らーめんにマストな「酒粕」感が補われてますます実家の味である。宮古島で実家感。恐るべし。 (あ、筆者の実家は北海道の恵庭というローカルタウンです。)

まだ喰うぞ!北端にある「すむばり食堂」

もう食いたくない? ふふふ。ここからは北へ向かって下り基調。踏みまくるべし。車もほとんど通らないし下ハン握ってGo!だ。 松の木が増えたら集落があらわれるのでやや減速。そんなこんなであっという間にたどりついてしまうのが北端の狩俣村落にある「すむばり食堂」だ。
すむばり食堂 看板
すむばり食堂 看板
すむばり食堂 外観
すむばり食堂 外観
看板が示す通り、ここの売りは「たこそば」
たこそば
たこそば
玉ねぎ、にんじんしりしりと一緒に炒められた薄切りのたこがおそばにドーン!
たこそば
たこそば
はぁ… うまい…なんということでしょう。 なまり節のときにも感じたが、沖縄そばに魚介トッピングは相当イケている。 ここは地元のロコの店だったのに、観光客が増えちゃって「おどろきとまどっている」感が出ており、ネットの口コミなどでは「接客が悪い」などと書かれているが、決してそんなことはない。 ホーチミンだと思ってすごそう。
お食事処 すむばり

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まだまだ喰うぞ!滞在中2度も訪れた「大和食堂」

さてここから北は池間島があり、超絶綺麗なビーチもあるが、クリートに砂が詰まるだけであろうロード諸氏には用はないだろうから南下を開始しよう。ここから主要な国道は海岸線を通らず、内陸を突っ切ってゆく。 それがちょっと物足りない諸氏にはローカルな農道をおすすする。欠点は延々とサトウキビ畑が続くので方向感覚がなくなることくらい。
画像は昨年のもの
画像は昨年のもの
宮古島は農道まできちんと舗装されているので走りやすい。沖縄本島より滑らないし、舗装の質は高いように感じた。
こんなところまでちゃんと舗装されている
こんなところまでちゃんと舗装されている
プラスして熱射病対策なのか、自動販売機が多い。畑しかないような道の交差点にも自販機があったりする。
自動販売機
自動販売機
そしてその他の交差点には大体「まもるくん」がいるのだ。
19体いるらしい
19体いるらしい
晩年のマイケルジャクソンを彷彿させる
晩年のマイケルジャクソンを彷彿させる
さてさてサイコンの表示は80kmくらいだろうか。 平良港を左折し、市街地を走り、宮古郵便局右折したあたりにあるのが「大和食堂」。 こちらは地元のお客さんの方が多いように見える。すむばり食堂と同じく地域に愛されているお店だ。 こちらで宮古そばを注文するとちょっと驚くかもしれない。「具が!ない!?」と一瞬思うからだ。
大和食堂 宮古そば
大和食堂 宮古そば
トラディショナルな宮古そばは、具の上に麺を載せるのだという。「麺の追加分を面倒だから上に載せた」とか「周りからぜいたくをしているようにみられたくなかった」とか「肉の大きさの大小を麺で隠して兄弟ケンカが 起きないようにした」とかとか由来は諸説あるらしい。筆者は最後の説を推したい。
ぺろりんこ
ぺろりんこ
はじめに古謝そばで基準をつくると書いたが、ここでもいいかもしれない。まーさんである。 昨年来た時に「ポークタマゴ定食」も食べたくて翌日も来てしまった。むる、まーさん!
ソーキそばを食す息子2016(当時小3)
ソーキそばを食す息子2016(当時小3)
大和食堂

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宮古島そばの自転車屋さんとおすすめ宿泊先

そんなこんなで一周は終了。豆腐そばで有名なオバーの店とか、畑の中に突然あるよろず屋みたいなところとか、居酒屋の裏メニューとか、まだまだ行けていないお店はいっぱいあるのでどうぞ皆さんご自分のベスト宮古そばを見つけてください。 今回ディレイラーのワイヤーが切れるという予期せぬトラブルがおき、絶望しかけていたところ、修理と変速調整をパーツ代込2000円でやってくれた街の自転車屋さん「糸数自転車店」に救われたのだった。
「お昼休みは絶対休む!」とのこと。
「お昼休みは絶対休む!」とのこと。
そして宮古島滞在の拠点はaruflatさん。 15年前に神奈川から移住されたご夫婦がやってらっしゃるお宿。
ミニはレンタカー。洒落こいたわけではなく偶然。自転車積めねぇ…
ミニはレンタカー。洒落こいたわけではなく偶然。自転車積めねぇ…
お部屋もキレイで使い勝手がよく、軒下に自転車も置けるし、毎日工夫をこらしたゴージャス朝ごはんが楽しみすぎて、昼飯要らないくらい食べちゃうのだ。
ある日の例。これで1泊 ¥6310(!)
ある日の例。これで1泊 ¥6310(!)
ご夫婦の人柄と、距離感がちょうどよく、ほんとに気疲れしない時間が過ごせまする。 教えたくないけど教えてしまえホトトギス。はいさい!
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