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90年代のマウンテンバイクブーム
(出典:Pixabay)
1990年代に、空前のマウンテンバイクブームが到来。太いブロックタイヤはそれまでのスポーツサイクルには無い、自由でどこでも行けてしまいそうなイメージを感じることができます。 マウンテンバイクの登場以前は、スポーツバイクと言えばドロップハンドルのロードレーサー(その頃はロードバイクではなくロードレーサーと呼んでいました)を指すのが一般的でした。 しかし、ドロップハンドルはブレーキブラケット位置の関係から、どうしても前傾姿勢を強いられます。スポーツ自転車に初めて乗る人からすれば、少々恐怖を感じてしまうでしょう。さらに、あの細いタイヤ。 未経験の方であれば見ているだけで不安定に感じてしまいます。 しかし、マウンテンバイクは違いました。あの、太くてゴツゴツしたタイヤ。安定感抜群ルックスです。 フラットハンドルは、深い前傾姿勢になることもありませんし、広いハンドル幅は、何よりコントロールし易いのです。どこでも行けそうなルックスは開放感を感じさせ、またたく間に普及していきました。 ところがです。価格競争の末、粗悪品が出回り始めました。それと同時に、自転車のみがブームになって、マウンテンバイクに乗るイベント等、いわゆる"ソフト面"のブームにつながらなかったのが致命的でした。 その他、さまざまな原因が重なりブームは、定着せずに終息を迎えてしまいました。進化を続けるマウンテンバイク
(出典:Trek)
そんな国内事情でも、ヨーロッパやアメリカで行われるマウンテンバイクレースは平均スピードが上昇してコースの難易度も上がり、よりエキサイティングになってマウンテンバイクは進化していきました。 さらに、いままでダウンヒル、クロスカントリーしかなかったカテゴリーが細分化され、フリーライドやオールマウンテンなどの新しい分野も生まれました。 そんなマウンテンバイクですが、街乗りや通勤&通学では使用用途に耐えうるスペックなのでしょうか。最も快適な通勤バイクとは何か
とりわけ通勤で使用する自転車を選ぶときに、主な選択肢として挙げられるのがロードバイクかクロスバイクでしょう。マウンテンバイクにするかは、大きな悩みどころです。 今が旬なのは、やはりロードバイク。細いタイヤにドロップハンドル。米袋よりも軽い7㎏、8㎏というのはザラです。実物を持ったらほしくなってしまう軽さです。 もちろん巡航速度や最高速も速く、硬くて反応のいいカーボンバイクは、漕ぎだした瞬間きっと驚きを隠せないでしょう。こんなバイクで通勤したら、会社に早く着きすぎてしまうかもしれません。 しかしです! 通勤時間帯は、車も多く車道の左端を走らされる自転車は、変形したアスファルトの盛り上がりや、小さなギャップ。グレーチングなど、めまぐるしく変わる路面状況をクリアしていかなくてはいけません。 8気圧以上の空気が入ったタイヤは、ギャップを吸収することなく、ショックを直接身体に伝えてきます。グレーチングの上を通る時は、細心の注意が必要です。走行中に、あの隙間へぴったりとハマってしまった時を想像すると、ゾッとします。オンロードでも際立つマウンテンバイクの優位性
(出典:Pixabay)
それに比べてマウンテンバイクはどうでしょう。 太いタイヤは細かいギャップをタイヤ自体が吸収しフロントサスペンションが、大きなギャップからくるショックを和らげてくれます。 グレーチングも気にする必要はありません。フラットハンドルは、コントロールしやすくハンドリングも楽々。ブレーキの際も慣れない姿勢で戸惑うこともありません。 また、特徴的なのはそのブレーキ性能。街中での急な飛び出しや、様々な危険に対応しやすいディスクブレーキを搭載しているものが増えてきています。 最近でこそ、ロードバイクに一部ディスクブレーキモデルが登場しましたが、すでに標準装備となっているマウンテンバイクは種類が豊富です。通勤とはいえ、たくさんの車が行きかう時間帯を走るには、安定してよく効くディスクブレーキは重要です。最後に
都市の中は一見オンロードに見えますが、自転車通勤者にとってはオフロードに近いオンロードといっても間違いではないかもしれません。オフロードを快適に走れるマウンテンバイクで通勤はいかがでしょうか。(TOP画像出典:Pixabay)
