つむりの悠々自適ライフinFRAME #010 「自転車旅における写真撮影のコツ~その1~」

つむりの悠々自適ライフinFRAME #010 「自転車旅における写真撮影のコツ~その1~」

こんにちは、ブログ「つむりの悠々自適ライフ」を書いている神楽坂つむりです。 私のブログ内でも文章と同じくらい大事にしているのが「写真」。 もともと写真が趣味だった私ですが、自転車旅と写真の相性の良さに感動しこの組み合わせの虜になってしまっています。 今や誰でもスマホやデジカメで気軽に写真を撮影し、それをSNSで共有したり自分でアルバムを作ったりして楽しめる時代。 今回から2回に渡って自転車旅でより魅力的な写真が撮れるようなテクニックやコツを紹介していきます!

望遠レンズの活用

私が特に好んで使用するのがこの望遠レンズであり、これを使った写真は面白い! 写真は大きく分けて二種類に分けられます。 一つは肉眼で見えている通りの写真。
近所に海辺にて撮影。真横からシンプルに撮影しました。 photo:神楽坂つむり
▲近所に海辺にて撮影。真横からシンプルに撮影しました。 photo:神楽坂つむり
スマホのカメラで写真を撮るとこれに該当することが多いです。 焦点距離やピント、色味や構図などあくまでオーソドックスで悪く言えば平凡ですが、見ている人に親近感を覚えてもらいやすいです。
  • その場の空気感を伝えたい
  • 雰囲気を伝えたい
  • 臨場感を出したい
  • 景色を広く捉えたい
こんな時にオススメの撮り方で私自身も旅の合間合間でよく撮影しています。
乗鞍岳にてスマのでパシャり。何も考えずに見たままを撮りましたが、だからこそ伝わるものもあります。 photo:神楽坂つむり
▲乗鞍岳にてパシャり。何も考えずに見たままを撮りましたが、だからこそ伝わるものもあります。 photo:神楽坂つむり
もう一つは肉眼を超えた写真。 超広角レンズや中望遠以上のレンズで撮影すると、私たちが普段見ている景色とは違った世界を演出してくれます。
望遠レンズにて接写。雨粒に濡れたカンパニョーロのブレーキのセクシーさを表現してみました。 photo:神楽坂つむり
▲望遠レンズにて接写。雨粒に濡れたカンパニョーロのブレーキのセクシーさを表現してみました。 photo:神楽坂つむり
私はどちらかというと前者の肉眼通りの写真で雰囲気を伝えるのが好きなのですが、やはりこの望遠側を使った際に撮れる絵というのもお気に入り。
  • 被写体を大きく見せたい
  • 空間の奥行きを演出したい
  • 絵にストーリーを持たせたい
少しフォトジェニックと言いますか、出来上がる写真もどこか特別感があってこだわっている風に見えます。
とある広域公園にて休憩している最中の写真。望遠レンズを使うことで背景がボケて被写体が際立ちます。肉眼ではこんな風には見えません。 photo:神楽坂つむり
▲とある広域公園にて休憩している最中の写真。望遠レンズを使うことで背景がボケて被写体が際立ちます。肉眼ではこんな風には見えません。 photo:神楽坂つむり
実際に一度友人達と望遠レンズ縛りで一緒に写真を撮りに行ったことがあるのですが、広角レンズを使った時と比べて撮影した写真が見事にバラバラでした。 被写体も撮り方も構図も全く被ることがなかったのです。 切り取る空間が狭くなる分、撮る人の視点や発想、好みによって面白い程に個性が出ます。 だからこそ見る側にも新鮮であり、自分でも撮影した写真を見返すと思い入れが強くなったりします。 自分の個性を出していくという意味でも望遠レンズの活用、オススメです!

ローアングルのススメ

子供の頃にプラレールや玩具で遊ぶときに床に顔を付けて眺めた経験はありませんか? 私はあります。 プラレールの線路と同じ高さまで目線を下げて玩具の電車が走るのを眺めていました。 要するにアレです。 カメラを下げるのです。 時には地面スレスレまで。 先ほど解説した「肉眼を超えた写真」の一つでもあります。
ゲリラ豪雨の後にできた水たまりの夏の空。自転車をセットして水たまりギリギリまでカメラを下げて撮影しました。カメラストラップと靴がびしょ濡れになりました。 photo:神楽坂つむり
▲ゲリラ豪雨の後にできた水たまりの夏の空。自転車をセットして水たまりギリギリまでカメラを下げて撮影しました。カメラストラップと靴がびしょ濡れになりました。 photo:神楽坂つむり
私たちは普段、おおよそ地上150~180cm程度からのアングルで世界を眺めています。 だからこの高さからの写真というのは見慣れていますし、適当に撮っただけでは「ただ目の前の景色を切り取っただけ」になります。 それが悪いとは全然思いません。私もよくそういう写真を撮ります。 ですがここ一番でドラマチックな写真撮りたい、特別感のある写真を撮ってみたい、少し写真に工夫を加えたい時には不向きだったりします。 そんな時の手っ取り早い解決策が 「ローアングルで写真を撮る」 です。 つまり子供の頃のアレをやるのです。 そうすることで普段とは全く違う視点で世界を捉えられるようになり、写真に「新鮮さ」を与えてくれます。
夕暮れ写真をローアングルにて。ここは河川敷で斜面になっていたので比較的ローアングル撮影がしやすかったです。段差や坂があるとチャンスです。 photo:神楽坂つむり
▲夕暮れ写真をローアングルにて。ここは河川敷で斜面になっていたので比較的ローアングル撮影がしやすかったです。段差や坂があるとチャンスです。 photo:神楽坂つむり
欠点として 「撮影している姿がとにかく怪しい」 と言うのがありますが、良い写真を撮るためには仕方ありません。
撮影している姿がとにかく怪しい
▲撮影している姿がとにかく怪しいことが欠点

構図で様々な空間を演出

構図。これが奥深いです。 例えば絵画の世界では黄金比が有名でしょうか。 写真の世界でも
  • 日の丸構図
  • 三分割構図
  • 二分割構図
  • 対角構図
  • S字構図
などなど様々な構図が存在します。 個人的には「写真で大事なのは感覚で構図なんて後付けじゃないの・・・・?」とぶっちゃけ今でも思ったりしていますが、でも確かに写真を上達させる上では必須のテクニック。 最近は素直に写真本を読んだしりして構図のストックを増やしています。 武器はたくさん持っているに越したことはない! 実例で紹介していきます。

日の丸構図

日の丸構図の実例 photo:神楽坂つむり
▲日の丸構図の実例 photo:神楽坂つむり
日の丸構図ベースのやや応用編です。被写体となる自転車と入道雲をセンターに配置して、少し上の空間を広く開けることで空の広さを演出してみました。日の丸構図は見せたいものを素直に見せたい時にオススメです。

三分割構図

三分割構図の実例 photo:神楽坂つむり
▲三分割構図の実例 photo:神楽坂つむり
様々な場面で使用することが多い三分割構図。絵画的な絵を撮る際にオススメです。特に自転車旅をしていると絵になる風景が多く、昔の画家が絵を描いたと言われる場所では大抵この構図が適用できる、なんてくらい優秀な構図です。

二分割構図

二分割構図の実例 photo:神楽坂つむり
▲二分割構図の実例 photo:神楽坂つむり
この構図を採用する際には二分割したどちらかに特徴的な被写体があるとまとまりがよくなります。この写真では公園のモニュメントが背景の海に対して強い存在感を放っていたので、ストレートに二分割で切り取りました。

対角構図

対角構図の実例。 photo:神楽坂つむり
▲対角構図の実例。 photo:神楽坂つむり
輪行している場面も旅の始まりを表現するのに有効です。真横から撮るか悩みましたが駅の雰囲気も一緒に収めたかったので対角構図にして被写体の協調と奥行きの表現を両立させました。

S字構図

S字構図の実例 photo:神楽坂つむり
▲S字構図の実例 photo:神楽坂つむり
道路上での撮影ではこの構図を使うことで奥行き感を出すことができます。誰かと一緒にライドする時にはこの構図で撮影してあげると喜ばれます。

最後に

写真は奥深い!だからこそ趣味として取り組みがいがありますし、良い写真が撮れた時には思わずガッツポーズをしてしまいます。 自転車旅では様々な景色に出会えるからシャッターチャンスの連続。 後編では構図の更なる深掘りや日本ならではの景色の紹介などをしていきます!
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